青森保存鉄道その3 「十和田観光電鉄 七百駅」

※ブログ引っ越しの際に記事が飛んでました!前の記事はこちら!
青森保存鉄道その2 「旧 南部縦貫鉄道 七戸駅」
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続いては、2012年3月31日のラストランが記憶に新しい、十和田観光電鉄へ。

私の周りの旅好き友達も「廃線前に行ってきたよ」と写真を見せてくれたりして
私には、そのデジカメの中にある記憶しかないのです…。


ついこの前まで使われていたのに


友人のツイッターで見たなあ


ひんやり


除雪車

さっきまで「動く状態で残っていて嬉しい、楽しい」って気持ちでいたのに
ここは 「止まってしまったばっかり」 の雰囲気がとたんにさびしい。

今までは「廃線が決まったからと言って、スケジュールが合わないなら無理に
乗りにはいかない。残念だけどご縁がなかったんだ」なんてドライに思っていた
けれど、普通に営業している時間が、こんなに貴重なものだったなんて…
と初めて思ったよ。


しんみりしつつも、指ぐるぐるでトンボをつかまえた


変電所の中も見学させていただくことに

営業していたころは見られなかった変電所の中へ。
機械関係は分からないので、ふらりと事務所っぽい一室へ入っていくと、


内線用の黒電話が

「この電話、まだ2台はつながってますよ」
すぐ横の黒電話とつながっていて、「もしもしー」お、ちゃんと声が聞こえた。


「いつまでも国鉄側につながれて迷惑をかける」

本体の右についているハンドルを回すとジリンッと鳴らして、モールス信号
のようにどの部署宛にかけているか知らせるんだって。「●●―――」は…?
と、うまく回せずにいると、ジリリ、ジリリ、ジリリリリリーーーー(本社)
慣れた手つきで鳴ら下さった。ほおーー!


これからどうなるんだろう…

このツアーに合わせて、前日にライトが着くように準備して下さったそう。

動態保存となると、実は気動車の方が都合がいいらしい。動力が
電気である十和田観光電鉄は、まず架線を残さなくちゃいけないし、
高圧電力の電気代もかかる。(基本料だけで高額)これからのことは
まだ何も決まっていないんだって。


なぎさちゃんはどう思う…?

空気がひんやりしてきた。
さっきまでのうきうき感はどこへやら、しんみりとしたまとまらない気持ちで、
鉄道むすめのリンゴジュースで喉を潤しました。…りんご、うまいのだが。

ううむ。

ううむ。

つづく…

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コメント

  1. 松林@向山 より:

    しちひゃく駅は隣町ですから、いろいろと活動の内容を聞いていました。ブログにも書かれていますとおり、電気代基本料だけでばかにならないみたいですね。十鉄に近隣市町村が負担する維持経費が莫大だったため、負担金を見送って廃止になった経緯があります。ですからこの維持経費のために会社や自治体がお金を出資するのは、廃線になった今ではまず考えられないだろうと思っています。
    何をするにもまずは地元人が何かアクションを起こしてみることからスタートだと思います。地元愛がなければ続けられないことですから。
    私たち向山駅ミュージアムは、国鉄時代に残されたものをしっかり使って、今出来る範囲で、背伸びすることなくみんなをおもてなしできたらと思っています。

  2. 麦沢エリ より:

    松林さん
    コメントありがとうございます!その節はありがとうございました。
    鉄道活動に関して、今回のツアーで初めて知ることが多く
    いろいろと勉強になりました。
    この後のブログでも触れますが、保存会の方は県外の方が
    多いことにまずびっくり。そして地元の方は、協力したいけど
    どうしていいのかわからない…というもどかしい様子も目にしました。
    でも財政的なこととなると、実際に地元の負担が大きいわけですから、
    「絶対に廃止しないで!」とも言えず難しい問題ですよね。
    (って半分も理解出来ていませんが…)
    ですがこんなに魅力的な鉄道資源を持っている青森県。
    多くの方に訪れて楽しんでもらいたいですね。
    もちろん私も、また伺いたいです!

  3. 坂本 亘 より:

    麦沢さんはじめまして!
    私八戸観光コンベンション協会の坂本と申します。
    青森保存鉄道紀行のブログ興味深く拝見させてもらってます。
    特に私の産まれ育った地元は十鉄三沢駅のすぐ側だったので十鉄にはひときわ愛着を感じています。
    実は私もツアー中に野辺地町まかど温泉ホテルで開催された地域鉄道・魅力発信シンポジウムに参加していましたので麦沢さん達ツアー参加者の皆さんのお姿も拝見しておりましたし、向山町内会ブログでも向山駅ミュージアムに来られた皆さんの様子を見させて頂きました。
    実は私達八戸観光コンベンション協会でも八戸市内に集合しまして
    向山駅ミュージアムを見学し、ガイドと共に十鉄三沢駅から十鉄路線を途中七百で変電所に下車して見学し十和田まで巡るツアーを12/8・9両日に企画しています。
    参加者限定の素敵な御土産セットも付いてくる(当日限定品や非売品も有)ツアーとなってます。
    青森保存鉄道紀行で麦沢さん達が見学された場所が多く含まれているツアーなので様子や心情が感じられて大変参考になります。
    近郊に住む方は私も含めてですが案外存在や価値を知りません。
    このようなツアーやイベントをもっと企画できて軌道に乗せられれば車輌の動体保存や鉄道博物館の充実などをもっと個人の苦労無く出来るのかな・・・とも浅はかながら思ったりしています。
    地方は都会に比べて鉄道依存度が低い為に廃線も増えて存在感が薄いですが確かに鉄道を中心としたあったかいコミュニティが向山の様に存在する場所があります。
    私もよく向山駅ミュージアムに遊びに行かせてもらってますが向山の皆さんはほんとにあたたかく私を仲間として迎えてくれました。
    麦沢さんにもいつか向山駅、それかどこかの鉄道施設ででもお会いできたら嬉しいですね(^^)
    その時はこちらのツアーの成果等もお話出来る様精進したいと思います。
    (尚私共が企画してるツアーは「八戸まちぐる」といいましてツアーNo.12が上記で紹介したツアーとなってます。八戸観光コンベンション協会HP、FaceBook、twitterそして私の個人名でやってるfacebook、また向山町内会のブログでも紹介してもらっているので時間が有りましたら是非覗いて見て下さい。)

  4. 麦沢エリ より:

    坂本さん
    コメントありがとうございます!地元の方に読んでいただいて、感想を頂けるのは、とても励みになります。
    八戸と言えば、大学の卒業旅行で八戸駅近くの酒蔵を見学させて頂きました。品評会に出すしぼりたてのお酒を味見させて頂いたのは、今でも友人と「あれは美味しかったねー」と話しています。「八戸まちぐる」はどのツアーも楽しそうですね!
    シンポジウムにも参加されていたんですね!私にとってはすべて初めて知ることばかりで、鉄旅趣味を深めるとても良いきっかけになりました。そんな初心者ファンなので、お役に立てるようなアイディアは見つからないのですが…興味をもって検索した人がこのブログを見つけた時に、行ってみたいなと思ってもらえるよう、ブログ記事を書こうと思います。更新はのんびりですが、よかったらまたお立ち寄りください♪
    「一度行ったところはもう行かずに、別の土地を旅しよう」というのも良いですが、私は好きな場所には二度三度と足を運びたい派なので、また青森に伺いたいと思います。向山駅やイベントなどでお会いできたら嬉しいです。

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