冬の沖縄・その3「アセロラ泥棒」

※この記事は2011年4月 に公開した冬の沖縄・その2「二日酔い放浪記」の続きです。ブログのお引越しをしたときに、この記事だけ抜けていたみたい……。順番通りに差し込む方法が分からない(実はたいして調べてない)のでこちらに再掲させていただきます!
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壺谷やちむん通りで出会ったおじさんの植物ガイドがスタート。


「グァバ実ってるところ、初めて見た!」


「普通のより、島バナナの方がおいしいさ」






「たくさん品種があるんだなー」

花だけを写真に撮ると、「手で持って正面を向かせて撮りなさい」と言われ



ぼとっ

「お、おじさん…(涙)」

「いーのいーの、それはもう落ちるところだったから」


ポインセチア 大・小
「ポインセチアの仲間だよ。もうすぐクリスマスだろ」


「あっちにはススキ、こっちにはザクロ」

「おじさん、四季がばらっばらだね…」

「沖縄に四季はないからねー」

「ちなみに桜はいつ咲くの?」

「んー、2月頃かな」

「へー!じゃあ梅は?」

「わからん」

あっさり。ちなみに柿も実っていた。四季クライシス。

「シークワーサー、実が無いなあ。じゃあこれ、嗅いでみな」


爽やかな香り!!

おおおー葉っぱもシークワーサーの香りがする!
さっきもここ通ったけどこんなところに木があるなんて気づかなかったよ。

「蝶のさなぎ、見るか?」

「見たい見たい!!!」

「那覇市立壺谷焼物博物館」の敷地内にあるたくさんの鉢植え。
その中のひとつをそーっと覗き込むと、


う、わーーー

すごい。きれい。
息がかかるだけで落ちてしまいそう。そーっとそーっと。

「メタリックな感じで、色もオシャレだね。」

「幼虫のときから、目をつけてたんだよ。」

このあたりの植物は、どこに何があって、どんな状態なのかを把握しているみたい。
一体何者なんだろう。すごいなあ。

「アセロラなってんの、見るか?」

「見たい!」

アセロラはあるお家のお庭にありました。


ほんとだアセロラだ!

アセロラなんてCMでしか見たことないよー!と、感動していたら

「おーい、棒貸してー」

そのお宅のおじいさんを呼んでいる。棒????

出てきたのは長い棒の先に、30cmくらいに切った水やりのホースが
差しこんであるもの。

はい、アセロラとって

は??

どうやって?
そもそもお宅の人は、採っていいと言っているんですか?

「ほらカメラ貸しな……ちょっとそこのお兄ちゃん、この子を撮ってやって」

通りすがりの、同じく一人旅中っぽい男性に、私のカメラをパス。
おじさんが撮ってくれるんじゃないんかい!!!

「ほらほら、とってとって」


へっぴり腰

むずかしい。そしてはずかしい。
アセロラ採っていいの?写真は撮ってもらってすみません!

私は今、今年最大級の恐縮感に包まれています。

アセロラをホースの口に入れて、くるっと回すと、ホースの中に転がって
入ってくるしくみ。実は小さいし、ホースの口も小さいし、緊張してるし
泣きそうになるくらい難しい。


やっとの思いでとれました…

はい、食べて

「うっっすっぱい!」

あはははー

おじさん…さっきからなんか…わざとですか…


片手ですいすいとる家主

さすが慣れていらっしゃるわ…。

なんだかすごく疲れたけど、貴重な体験でした。
あ…ありがとうございました!!

つづく…

冬の沖縄・その4「芋を片手にお祭りガイド」に続きます!

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