三鷹天命反転住宅足元不如意注意也

2010年 8月 29日(日)

アートイベントにもめっぽう強い森さん(仮名)からの
足場の悪い住宅の見学会に行かないか」というお誘いで
なんのこっちゃ?と思いながらも、武蔵境駅で待ち合わせ。

Musasisakai
緑いっぱいの武蔵境駅

この写真の、夏の日差しがなつかしい。
たしかこの日、森さんに「これをブログにするのは冬になりますよ」と
半分冗談で予告したんですが、本当にその通りになってしまった。

武蔵境駅からバスで数分。
バス停から歩いていると、突然…

Gaikan2
カラフルすぎやろー!

住宅地に出現するカラフル住宅。
荒川修作+マドリン・ギンスによる“死なないための住宅”
その名も『三鷹天命反転住宅』。

荒川修作は幼い頃の戦争体験から
「どうして人は死ぬんだっ!」と強く思ったらしく。
まぁここまでは、普通の人も思うだろうけど…

Up
これを建てるに至った、と。

この発想が芸術家っていうか天才っていうか、なんていうか。

見ているだけでは、奇をてらっただけかと思いがち。
でもこういうコンセプトを聞くと俄然楽しいもので。
説明が進むごとに興味がむくむく。

使われている色は全14色。
視界に6色以上の色が見えるように塗り分けられているとのこと。

で、人は一度に6色以上が視界に入ると、脳がバランスをとるらしく
中和されてうるさく感じないものらしい。ほほー!

Elevator
なんてポップなエレベーター

言われてみれば、こんなにカラフルなのにイライラしない。
外観だけ見たときは『この色、住むのはちょっと嫌かも…』と思ったけど
入ってみたら全然気にならない。こりゃすごい!

ただこれ、ペンキを塗った職人さんは
図面通り間違えずに塗り分けるのに、えらく神経を使ったそうで。

Room2
死ぬまでに、捻挫を何回するだろう

室内は「足場が悪い」という事前情報通り
床に凹凸あり、傾斜あり、高低差あり、ていうか個室が球体ですけど。
「どこに家具、家電をおいたらいいのか」
という話ばかりしていた気がする。凡人ですみません。

ちなみに、凹凸のある床に左官屋さんも最初は戸惑い
1戸目はおそるおそる作ったために、凹凸が緩やかなんだとか(笑)

慣れると裸足でいるのがきもちいいです。

Kitchen
使い勝手の気になるキッチン

部屋にいる間ずっと転んで料理をひっくり返す妄想ばかりしていました。

続いて屋上見学も。
「高所恐怖症の方はやめておいた方が」という説明もありつつ
シンプルなはしごを上る。

Hashigo
絶対降りる方が怖い

View
屋上庭園

ご覧の通り、柵がないから最初は怖いものの
慣れるとずっといたくなるほどの解放感!

この日まで、荒川修作という人を存知上げなかったんですが。
ここは本で読むよりも、図録で見るよりも
見学会で体験して、話を聞くことに面白さがある!と思いました。
(体験宿泊なんかも出来ちゃうらしいです)

持つべきものは行動派の友。
充実感でいっぱいの貴重体験でした。

おまけ。
帰り道は調布経由で。

Kitarou
調布の鬼太郎は着彩済

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